書評

2021年に読んで勉強になった本トップ3

2021年勉強になった本

今回は、2021年に読んで考えさせられた、勉強になった、今後の人生に役立つと実感した本トップ3を紹介します。
本を購入するきっかけは単なる「面白そう」という興味本位の一択が多くて、勉強してみよう、とか、これから先役立つに違いない、とか、全く思わずに選ぶのです。
読んだ結果、思いがけない「お土産」がついてくるのが本の素晴らしさ。
読み進めながら、そして読了後、「う~~ん。。。」と考える時間も好きなのです。
そして実行した結果に「う~~ん!!」とさらに唸るのも、また楽しい。
だからやっぱり読書はやめられないのです。

2021年に読んだ本の中で勉強になった本

NO.1 交渉力 結果が変わる伝え方・考え方/橋下徹


交渉力 結果が変わる伝え方・考え方
「交渉」は決して「相手との闘い」ではない。実際には「自分との闘い」だ。
交渉は、「相手に何をどれだけ与えるか、何をどれだけ譲るか」で決まる。
こちらがマイナスにならずに、相手には利益になるものを見つけだす作業が大切!
実際にこの本を読む前にすでに橋下流で交渉経験があったので、「自分のやり方で合ってたんだ」と、少し自信にも繋がりました。
さらに自分の腕を磨いて交渉する術を学ぶことを想像したら、ワクワクが止まらなくなってきて、ちょっとブラックなmakimaruになってしまった。。。
こちら側はマイナスにならずに相手にとってプラスになる方法「仮想の利益」
モノは言いよう。
悪知恵と捉えるのか、良い知恵と捉えるのか、それは人それぞれだけど、結果相手にプラスになれば何でもいいよね!
正直だけではうまく渡れない。「仮想の利益」をバンバン使って相手を気持ちよくして交渉する方法。大活躍しかありません。

NO.2 今度生まれたら/内館牧子


今度生まれたら
今度生まれたら、もう一度同じ人生を歩みたいですか?それとも全く違う人生が良いですか?
戻れるとしたら、どの時代に戻りたいですか?人生やり直したいですか?
「今度生まれたら、この人とは結婚しない」
70歳の主人公がつぶやくところから物語は始まります。
人にはだれしもターニングポイントがある。
多くの場合、その道は二本だ。
二本のうち、もしも、選ばなかった方の道を歩いていたらどうだったろう。
人生はまったく別のものだったはずだ。。。。。
この主人公が70歳というのがポイント。
2021年の私は48歳。2021年で「今度生まれたら」を考えるのと、70歳になったときに「今度生まれたら」を考えるのと、そして5年前の43歳で「今度生まれたら」を考えるのとでは、内容が大きく違う。
だから答えは日々変化するけど、70歳の時に「今度生まれたら」をもう一度考えるときには、
いい人生だったな。今度生まれても同じようにいい人生を歩みたい。私はこの人生でよかった。やりたいことやりきったわ。
と言えるように、あと22年生きていきたい。
この本を読んでからは、「今度生まれたらどうしたい?同じ人生歩みたい?」と、色々な人に聞きまくっていたな。色んな考えが聞けたのも面白かったし、人の人生は十人十色。みんな違うんだ、と改めて実感。

NO.3 僕が親ならこう育てるね/ひろゆき


僕が親ならこう育てるね
私の子育ては、ひろゆき流子育て論に当てはまったのか?
「子供の時こういう風にすれば良かったなあ」と後悔した項目を上書きすべく、自分の子どもにその当時を当てはめて子育て開始。
これって、結構あるあるな話だと思う。自分が育てられた環境で良かった点は真似する。
こういう育てられ方は嫌だったな、という点は削除、もしくは変更してみる。
でも、この方法って果たして正解?子育ては常に不安。よくある子育て本を教科書にして育てても、子どもの行動は教科書に伴わない。他の子どもと比べては落ち込んだり、さらに不安になってみたり、、、
時代も日々進化しているから、「今現在」の子育てはどれが正解なのか?
私はすでに子育てはほぼ卒業しているので、おさらい本として読みました。
時代の変化とともに子育ても変化する。親も常に勉強しながら子育てをしないと、子どもが大人になったときに「時代遅れの大人」に完成してしまう恐れがある。。。
未来にもし孫が出来たら、この本を参考に(もう古くなっているかもしれないけど)孫育てをしてみようかな。
私の子育ては、半分はひろゆきと同じ考え、半分は新たな発見&反省という結果でした。
でもまだこれからも大人になった我が子を見守ることは終わらないのです。

人間何歳になっても勉強は必要な気がします。学校卒業したら勉強から解放されると思っていたけど、それだけで残りの人生を生き切るのは不可能。残念ながら一生「勉強」と付き合っていかなくてはならない。ならば、教科書みたいに重苦しい文章ではなく、読みやすい、自分好みの本から学んじゃえばいいのだ。というか、学ぶものはどこからでも学べる。
本なら私は割とストレスなく学ぶことができる。
棚ぼた的に勉強できる本ってお得感満載な気分になって、さらに知識が増える。
2022年も「面白そう」な本からたくさんの事を学んで、自分の人生を生き切る術としていきたいと思います。