今回は、2021年に様々なジャンルの本を読んでみて、自分の中で衝撃を受けたトップ3の本を紹介します。
私はジャンル問わず、”面白そう”と思った本を読むのですが、(タイトルに弱いです)「なるほど!そういう生き方もあったのか」と、自分が知らなかった未知の世界を発見したときの感動は計り知れません。
やっぱり本って知識豊富だよな~~としみじみ思うのです。
これだから読書はやめられないのです。
2021年に読んだ本の中で衝撃を受けた本
NO.1 クズ道/スパローズ・大和一孝
クズ道
ちょいズル人生術&脱マジメテクニック。
Dカーネギーの「人を動かす」を読んだことがありますか?世界的にロングセラーとなっている、自己啓発書の原点となった不朽の名著です。”人の動かし方”の実例を様々な角度から取り上げています。
クズ道も、この不朽の名著「人を動かす」と同じ内容が書いてあるといっても過言ではない、と思いました。
相手が気持ちよくなり、自分もノンストレス。そして何より相手からのご褒美つき。(ごちそうしてもらったり、モテたり、信頼まで得られる!)これがまた「脱マジメ」テクニックときた。
2021年もストレスの多い世の中の雰囲気でした。思うように行動できない、真面目すぎてバカをみたり、バカな人みてイライラしたり、ストレスの連鎖。
こんな理不尽な世の中、どうせなら「クズ道」で進んでもいいんじゃない?っと気持ちが楽になった本。
まさに2021年にふさわしい、堂々の1位獲得です!!
NO.2 洗脳 地獄の12年からの生還 /Toshl
洗脳
精神力が落ちすぎてしまったToshl。
X JAPAN 時代はビジュアル系ロックバンドのヴォーカルとして大活躍。
最近は「龍玄とし」に改名し、メディアに数々登場しています。
華やかなXJAPAN時代から始まる、12年にわたる洗脳の日々。
裏でこんな悲惨な毎日が起きていたとは、想像もできなかった。
まったく気づくことなく騙され続ける日々。それはある意味「人を殺害する」その行為以上に残虐ともいえる。
人の心を操り、それをどこまでも繰り返す「洗脳」の恐ろしさ。。。
「洗脳されている」と、やっと気づいてから抜け出すまで、まだまだ地獄の日々が続く姿に涙が止まりませんでした。
メディアに出て活躍する人たちの心の悩み。相当な精神力がなければ耐えられない。そしてそれに漬け込む人。
メディアに出る人も「一人の人間」。そこをきちんと一般人も認識しないといけないんだと、改めて考えるきっかけになった本。
こちらは、紙媒体では購入できず、電子書籍で購入。どうしても買いたかった本です。
NO.3 女装して、一年間暮らしてみました。/クリスチャン・ザイデル
女装して一年間暮らしてみました。
服にそもそも性別をつける必要はないのです。
「パンツを履いている私も、スカートを履いている私も同じ人間です」
「 #服に性別はない 」( #LaRopaNoTieneGenero )
この著者が女装に目覚めたきっかけは、ストッキング。
冬の下半身の寒さ対策にモモヒキを着用するも、室内に入ると暑すぎる。
じゃあ、モモヒキは履かないでズボンのままでは寒すぎる。
そこで思いついたのが、ナイロンストッキング。
ここから著者は、
ストッキングのデニールがどういうものなのか、
すぐに伝線してしまう苦労を味わったり、
今度はすね毛が気になってきて剃った方がスムーズに履けるなど、
ストッキングの魅力に取りつかれていきます。
女装というよりも、女性が着用する衣服に興味を持ち、探索していく。
try&error”繰り返しながら1年経過して得たもの。
「女装」する”男性”とはどういう人なんだろう?と興味本位で購入。
世の中の「女装」男性は、きっとこの著者と同じように女性の衣服の機能的な面を気に入って着用しているのかも、という結論に至りました。
だから、服にそもそも性別をつける必要はないのです。
2021年も心に残る素晴らしい本に出逢えて幸せだったなあ~。
マイノリティに生きていく。それでもいいんだ。同調圧力の苦しさ、自分の考えが”一般”と違う苦しみ。分かってくれないもどかしさ。。。
誰でも一つくらいは「人と違う」ことがあるはず。それを堂々と自信を持って突き進んでいてもいいんだよ、という「受け入れる世の中」にもっとなっていくことを願いたい。
綺麗ごとだけでは人生歩めず、本音をもっと押し出してもよい。
建前の後ろに隠れている本音は何?それは、自分だけではなく、相手にも必ずあること。
本はいつも悩みを解決してくれます。
この3冊は私にとって「様々な角度から人のことを考える必要があるよね」と思えるきっかけになったベスト盤。
2022年は人の心理をさらに深く追求出来るような、素晴らしい本に出逢えますように、、、