12年間の壮絶な洗脳生活をわずか3時間で読了してしまってごめんなさい。それくらい夢中になってしまう内容でした。そして、思わず涙がツーーっと流れてしまいました。洗脳恐ろし。。。
洗脳/Toshl
-
- 出版社 : 講談社
- 発売日 : 2014/7/24
洗脳 – Wikipediaより
強制力を用いて、ある人の思想や主義を、根本的に変えさせること。
X JAPAN Toshl。
最近は「龍玄とし」に改名し、メディアに数々登場しています。
GENERATIONSの佐野玲於さんが「龍玄としお」名でモノマネしており、夢の共演?も果たしています。
X JAPAN 時代はビジュアル系ロックバンドのヴォーカルとして大活躍。
解散後はビジュアル系の面影は全くなく、好青年風でTVに出ている姿を見た時は衝撃でした。
この時はすでに”洗脳”されていたんですね。
その後の洗脳騒動。。。。
洗脳ウィルスはあちこちに、そこら中に、彷徨っていると思います。
心が健康で免疫力があるときは洗脳ウィルスを跳ねのける体力があるけど、精神的に落ちた時に、洗脳ウィルスが思考の隙間にに入ってきます。
でも、まだ支えになる何か、友達や家族、ペット、、、などの精神安定剤的なものがあれば思考に入ったウィルスも退治できる。
それが洗脳のイメージなのかもしれません。自分の人生で”洗脳”されたことはあるか?一般的に洗脳=宗教というイメージが強く、そういう意味でとらえるなら、洗脳はされたことはないです。でも、”洗脳未遂”ならありますよ。生活費ゼロ生活、多額の負債を抱え、子どもは受験、これから始まる破産手続きに職探し。
日常生活を突然遮断され、明日からどうやって生活していけばよいのか、未来の自分はどうなるのか。
何もかも分からずどの方向へ一歩を踏み出したら良いのか全く分からない。
何かにすがりたくて仕方がない。
とにかく不安と恐怖に襲われてしまう自分の心を落ち着かせたい。少しで良いから、安心したい。
そんな時に洗脳ウィルスが浸透してくるのです。
とにかく、なんでもいいんですよ。
その時に甘い言葉をかけられたら、簡単にハマります。
溺れる者は藁をもつかむ
その通りなんです。
精神力が落ちすぎてしまったToshl。
当時の自分の状況とは異なるけれども、共感が止まりません。
身近な例でいうと、大失恋した後に、ろくでもない男に引っかかってしまうイメージですかね。
誰かに寄りかかりたい。。。そんな気持ちです。
寄りかかれる相手が見つかると、一気に信頼し、「もっと、もっと」とその存在を多く求める行動を取ります。
なぜなら、一緒にいることで安心するから。
大丈夫なんだ、と思えるから。
Toshlの場合は、相手が悪かった。
まだ気づかないの?これ、おかしいよ?
いつ気づくんだろう?
読んでも読んでもToshlはまだまだ気づかない。
イライラしてくる。
Toshlよ、どれだけ素直なんだ?
そして12年経過、、、
やっと気づいてから抜け出すまで、まだまだ地獄の日々が続く姿に涙が止まりませんでした。
現在のToshlはすごく楽しそうですよね。
Instagramもフォローして応援しています。
異常なほど。
「引き寄せの法則」ザ・シークレット
「ホ・オポノポノ」ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方
は毎日毎日、目から、耳からインプット。
前世占い 20000円。(前世知ってどうしたかったの?自分)強制力を用いられてはいなかったけど、のめりこみ具合は相当だったので、一歩対象を間違えれば、私も簡単に洗脳されていたかもしれません。。。