書評

自分を知る本

自分を知る本

相手を変えることは出来ない。
だったら自分を変えるしかない。

え?

そもそも自分を変える必要あるの?

 

自分を知る本/橙花
出版社 : すみれ書房
発売日 : 2020/3/3

橙花さんの本”相性を知る本”
https://makimaru-booklover.info/wp-admin/post.php?post=928&action=edit
こちらの本は、みんなでワイワイと盛り上がりながらお互いを知るきっかけにしました。
第2弾は、自分の取り扱い説明書。

自己否定されるとすごく傷つきます。

心の奥をわしづかみされたような感覚になって、もうどうにもならない。
この心のモヤモヤをどうやって解消していいのかもわからない。
脳内思考はそのことに大半を占められてしまい、楽しいことや嬉しいことが起きてもかすんでしまう。

今日が自分の誕生日で、みんなからおめでとうって祝福してくれて、365日のなかで一番この日が幸せ絶頂にさせてくれる日に自己否定されるような出来事が起きてしまったら。。。

今日誕生日なのに、このテンションって、って思うとさらに心がどんより厚い雲に覆われてしまいます。
それほど自己否定されることって、罪深いですよね。。。

誕生日でワクワクしていたのに、突然自己否定されてしまうような事を職場で言われました。

「責任者であるMakimaruが何もしてくれないのが悪い。」
そう報告されました。

そして、
「Makimaruはこういうことやりがちな性格だからね。」
「だからトラブルになっているんだよ。」
と。
この瞬間にマグマ爆発しました。
は?
私の方の説明は何も聞かずにその判断って何?
というか、私に問題があるって言っておきながら、私を抜きにして話し合うってどういうこと?

悔しくて悔しくてこの気持ちの落としどころがよくわからなくなってしまいました。
解決への作戦会議をしても一瞬は心が晴れるけど、一人になるとまたモヤモヤ。
悔しい悔しい!
眠れない。

つらい気持ちや自分はどうしたいのかをノートにひたすら書き綴って、最後は疲れ果てて眠りに落ちる。
けど数時間後には目が覚める。
完全に精神が病んでいる。

やばいやばい。

ちなみに、私の心をそうさせてしまった相手とは、自分のことしか考えていなくて、周りが全部悪いと決めている自己中心的な人。
自分が一番正しくて悪いのは自分以外。
だから、何もやってくれない私に対して怒りがこみ上げてきて攻撃をする。
しかも支離滅裂、被害妄想つきな内容で。

誰に相談しても、相手をよく知っている人に聞いても、相手の被害妄想が酷すぎという。。。
相手に問題がありすぎ。。。

「自分を知る本」

は橙花さんがカバラ数秘術をもとにひとりの人間の「生まれてから死ぬまで」を3つの数字で読み解いています。

自分に興味を持って、この本を使いこなすことで、今までの謎が解けたり、日々がこれまで以上に楽しくなったり、仕事上の悩みが解決したり、モチベーションが上がったりするかもしれない。

自分の特質を「知る」

私の特質は、、、、というと。
苦労してはいけない。
我慢をすると運が逃げる、体調を崩す。
違和感を覚える事柄や相性の悪い人からは、すっと離れるようにしましょう。
人を怒らせてしまったときは、どこが食い違っているのか整理するといいでしょう。
この「食い違い」というのが人間関係を語る上でのキーワード。
悪いと思ったら「ごめんね」「ゆるしてほしい」と素直に謝りましょう。
と書いてありました。

はああああああ!!!

ありがとうございます!
スッキリしました。
自分の特質をそのまま活かせば良いのです。
相手をどうこう動かそうという無理難題なことをする必要もなし。
それにかける負のエネルギーも消耗せずに済む。
相手に寄り添えるように自分を変える必要もない。
そもそも問題があるたびに相手と同じようになるなんて不可能。

自分の特質を知るだけで良いのです。

この経験で学んだこと。

自分の取り扱い説明書って、自分で決めるものではありませんね。
たぶん自作の取り扱い説明書だと、たぶん自分を責めて同時に相手を責めて堂々巡りをしていたと思います。

やっぱり本はすべてを解決してくれる万能薬ですね。