「お母さんって、学校の先生と同じこと言うんだね」と反抗期の娘にボソッと言われた一言。
勉強しなさい!一点張りの子育てから180℃子育て方針を変えました。
学校の先生が言わない事は何だ?私にしか出来ない役割は何だ?
今まで自分が信じてきた子育て方針を切り替えるのは、自分の中でも葛藤の連続でした。でも、頑なに本人が嫌がっていることを「将来のため」とごり押しするのはどうなんだろうか?でも、でも、でも!!!将来のためなんだから、やっておいて損はないし、困るのは娘。。。
では、私にしかできない娘へのメッセージは?
私が教えられることは何だろう?
ということで、私が娘を見ていられる場所のみにクローズアップして、教育方針を変更しました。私が見てあげられない学校面は、学校の先生にお任せし「勉強はプロの先生が教えるもの」と放棄したのです。
私の家庭生活方針です。
実際に私は、子どもであってもお願いする時は「やって!」「とって!」など命令形は一切使用しません。「~してくれるかな?ありがとう」「~取って下さい。ありがとう」と伝えています。
家庭科の授業でボタン付けを習ったとしたら、その日からボタン付けは自分でやらせる。自分の洗濯物は自分で畳む。親がやった方が早い場合でも、子どもにやらせる。やった結果は否定しない。
食器下げは、子どもが配膳を出来るようになった年齢から実際にやらせているので、歯磨きする行為と同じ、我が家からしたらたいして苦労していません。
親なんだから子どもの姿見るのは当然という意見も多々ありましたが、娘の要望に応えました。娘が嫌がる事に対して、親の権力を振りかざして強引に押し通すことはやめました。
娘の意見を尊重する。体育際に来ないで欲しいと言われたら、行かない。これに関しては、親が介入するようになるような迷惑行為は、自分で責任が取れないのでやらない。簡単にいうと警察のお世話になるようなことですね。未成年時代ですから。あとはお金が必要になるような大きな事も自己決定は出来ません。
これは中学3年生までのルールです。成長とともに家庭でのルールも変化します。
親の方も約束はきちんと守るようにしました。「いつかね」という来る日がこない「いつか」というあいまいな返事はやめて、「出来ない」を伝える。出来ないなら、その理由もきちんと伝える。