書評

一流になる男、その他大勢で終わる男

一流になる男、その他大勢で終わる男

キラッと光る人には理由がある。
なぜあの人はうまくいくのか?どんな男が一流になり、どんな男がその他大勢に埋もれるのか?どうすれば一流と呼ばれる人になれるのか?なぜ誰もが彼には勝てないのか?
あなたのステージを上げる本です。男性の皆さん、誰でも一流になれますよ。

一流になる男、その他大勢で終わる男/永松茂久

  • 出版社 : PHP研究所 
  • 発売日 : 2015/7/1

一年後の未来さえ読むことが難しい今、何よりも頼れるのは自分の意思だ。自分の意思で生きるか、人の意見に流されて生きるか。あなたはどちらだろうか。

この本での「一流」とは、精神的在り方、社会での結果が高い位置で安定している人、と定義している。

人を幸せにするために、そして人にきれいなスポットライトを当てるために、いまよりもっと上を目指してみませんか。

一流は気づかれないように少しだけ損をする。そして得を拾う。

成功の種は足元にある。魅力の競争。
人に喜んでもらえる自分になるより、まずは人に嫌な思いをさせない自分になる。
「売れるか売れないか」より、「役に立つかどうか」を考える。

喜ばせるという言葉を使わない。喜んでもらうという言葉を使う。
口から出すことが、耳から入る言葉、目で見る言葉、頭で使う言葉、言葉を大切にする。
身体は食べ物でつくられる。心は聞いた言葉でつくられる。未来は仲間と語った言葉でつくられる。
言葉がどれだけ大切か。一流とその他大勢の違い。それは頭の善し悪しではなく、心の善し悪しなのである。

誰でも最初から一流だったわけではない。最初の一歩があったはず。未完成でも構わない、自分自身が変わる瞬間に没頭してみよう。
「この人だけは裏切れない」と思う人があなたには何人いますか?
裏切れない人が増えていけばいくほど、覚悟は大きくなり、行動が静かになり、深みを増していく。それは、周りが見ればすぐにわかる。覚悟の深さは裏切れない人の数に比例する。打算の関係の人は、調子のいいときにのみ集まってくる。絆でつながった人は、苦しいときもそばにいてくれる。
男という生き物は、大切な人を守れて初めて自分を守れるように、本能的にインプットされているのではないだろうか。

絶対に自分をあきらめるな。投げ出すのはまだ早い。さあ、一流の道を歩き始めよう。