やりたいことは頭で考えるものではなくハートで感じるものだ!あのベストセラー「毎日が冒険」著者高橋歩最強です。
この本ほど自分勝手な本はない。この本に書かれてあることを、そのまま信じない方がいい。書かれていることは、すべて逆の意味かもしれないから。~ある島国に暮らす老人の言葉~
- 出版社 : A‐Works
- 発売日 : 2003/12/1
表紙からインパクトがあります。さすが、高橋歩ワールド全開。
「毎日が冒険」では、著者の壮絶な?冒険談に度肝を抜かされました。こんな破天荒な毎日じゃあ心臓が持たないよ、っていうくらい。ギャーギャーワーワーな毎日。読んでいて呼吸困難になるかと思った。でも、強力なひきつけるパワーはすごい。ふざけているようでいて、まじめ。言葉ひとつひとつのチョイスが胸に突き刺ささって抜けない。
さて、高橋歩はどんな「人生の地図」を描いているのか。。。
自分はなにを欲しているのか
なにでメシを喰うのか
誰と生きていくのか
なにを、誰を選ぶのか
そして、どう動くのか
どんな物語を生きていくのか
欲求。。。人は誰もが持っているもの。大きいものから小さいものまで。欲求の数もひとそれぞれ。山ほどある人もいれば、ほんの一つだけの人も。その欲求はなんであれ、全部叶えることはできているのだろうか。叶えられたものはどうやって叶えたの?叶わなかったものはなぜ叶っていないの?その答えはきっと
必要なのは勇気ではなく、覚悟
なんじゃないかな。
決めてしまえばすべては動き始める。
目の前にご飯があって「食べたい」と欲求する。”いただきます”と覚悟を決めたら、もう箸をもって食べ物をつかみ、口に運ぶ。そこには勇気なんて要らない。毎回の食事に勇気が必要なら、疲れてしまう。必要なのは食べるんだ!という覚悟。
そう思ったら、簡単に欲求を叶えられそうな気がしてくる。
次は、選んだあとどう生きるのか?その人生を選んだ自分。
迷って迷って選び疲れて眠るよりも、歩き疲れて眠る方がカッコいいね。生きている実感がする。
「人生の地図」まずはしっかりとハートで感じてみよう。自分を知るために。
誰もが自由に、自分の好きなように、人生という名の旅を楽しむために。
そして、自分のルールを持った人間は決して迷わない。
本の中にはユニークな写真ばかりが散りばめられていて、目からも人生を考えるきっかけを与えてくれているような気になります。
本自体はペラペラと30分くらいで読み終わってしまうけど、ゆっくりページをめくりながら、自分自身と会話しながら、本当のハートで語る自分の気持ちを確かめてみるのも良いかもしれません。
最後には高橋歩に素敵なインスピレーションをくれた69冊の本を紹介しています。