書評

思考をやわらかくする授業

思考をやわらかくする授業

帯の男の子が可愛すぎて即買い!
人生楽しんでる?

ってこの男の子に聞かれたら、秒で答えられない。。。
この子以上に人生楽しんでないかもしれない。。。

年齢とともに思考は固くなってきています。結構経験もしてきたし、割と効率よく物事を考えられてきているな、なんて思ったりするのですが、それって結局は「過去の経験」から導き出した答え。

職場のバイトスタッフから聞く言葉の方が新鮮で、(もちろん意味が分からないものも多い)知らないことばかり。
頭をやわらくというよりも、理解しようとする耳をきちんと持たないと、とたんに固い頭に戻ってしまう。
常に意識して頭を柔らかくしようとしています。

思考をやわらかくする授業/本田直之

  • 出版社 : サンクチュアリ出版 (2013/11/20)
  • 発売日 : 2013/11/20

これからの人生をもっと自由に、もっと刺激的に生きるために。
自分の思考(アタマ)は固いのか?柔らかいのか?
それは自分ではわからない。
誰もが「自分の思考」を中心に生きているから。
でもこれだけは言える。性格や年齢とは関係なく、どんな人でも思考はどんどん固くなっている。(オソロシイ。。。。)

新しい物事を避けたり、否定するようになる。
同じような毎日を繰り返すことに疑問を持てなくなる。
知らない誰かに、自分の意見をコントロールされやすくなる。

そんな日常から抜け出すのは、決して難しい事じゃない。

こんな時代にわざわざ常識を身につける必要なんてない!

常識に従うことは、みずからを奴隷にすることだ
常識とは何だろう
常識に従えば、「幸せな人間」に分類されるものだろうか
価値観の数だけ常識がある
そして、常識は他人が作ったもの

他人と同じ人生を歩もうとすること自体がおかしい
理想の人生モデルなんてない

常識の範囲で子育てをしていた時。(一般的な普通の考えのお母さんでした)当たり前に「勉強しないと、良い高校行かれないよ!」など、しょっちゅう子どもに言ってました。その時の長女の一言

「お母さんって、学校の先生と同じこと言うんだね」

目が覚めました。
学校の先生は、家には必要ない。学校の先生が言っているなら、私は言わなくて済む。じゃあ、何を子どもに言えばいいんだ?

それから、考えるようになりました。

なんで勉強するんだ?
学校はなぜ休んじゃいけないの?皆勤賞ねらう必要ある?
義務教育終わったのに、なんで高校行く必要あるの?
正社員にならないとダメなの?

そんなわけで、私の子育ては少し変わったものになりました。
学校の先生と気が合うはずもなく、三者面談ではいつも先生の顔が怒っている。。。長女は完全に「常識外れ」になっているので、親子そろって「常識外れ」。最後は校長先生含む5者面談までたどり着きましたが、、、
これで、「一般的」は合わないんだ、ということが分かったので良かったですね。
それを教訓に長男は「常識外れ」な恩師に出会いました。おかげで楽しい人生を送っています。