アイデアって簡単に思いつくようで思いつかない。
ましてや会議で「アイデアは何かないのかね?」なんて突然言われてもすぐに出てこない。
この本を読んだら、アイデアはすぐに出てくるものではなくて、熟成されてやっと誕生してくるものということがわかる。
上司から
「アイデアすぐに出せ!!」
なんて言われたら、さりげなくこの本をプレゼントしてあげよう。
アイデアのつくり方/ジェームス・W・ヤング
- 出版社 : CCCメディアハウス (1988/4/8)
- 発売日 : 1988/4/8
本当に60分で読めます
100ページしかないからこそ中身が濃い!!
飽きさせない!(本音は最初の30ページが眠い)
簡潔に100ページにまとめるって大変なこと
知識は優れた創造的思考の基礎ではあるが、それだけでは十分ではない。知識は、良く消化されて、最終的に新鮮な組み合わせと関連性を持たなければ意味がない。アインシュタインはこれを”直感”と呼び、直感だけが新しい洞察に達する唯一の道だと言っている。
人間は2つに分けられる
「新しい組み合わせの可能性に常に夢中になっている投機タイプ」
「型にはまった着実に物事をやる、想像力に乏しい、保守的な人間で、投機的な人々に操られるタイプ」
しかし、他の才能と同じように、この才能を伸ばそうと努力し、才能を行使する技術をマスターしてしまえば、この創造力は高めることが出来る
アイデアを作り出すときに学ぶべき事
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである
①資料を作成する
②集めた資料を咀嚼し、意味を探し求める
③出来るだけ完全にこの問題を放置する
④なんの明確な理由もなしに心にアイデアが訪れてくる
⑤現実の有用性に合致させるために具現化し、展開させる
③出来るだけ完全にこの問題を放置する
大胆な訓練です。もうびっくり。でも、ここが非常に大切。
無意識の創造過程を刺激するのである。
④なんの明確な理由もなしに心にアイデアが訪れてくる
”ふとした瞬間”アイデアの誕生の時が自然とやってくるのである。
それがどんな瞬間なのかは誰もわかりません。ドキドキですよね。
この本に出会ったのは大学生のバイトちゃんのおかげ。
本を読んでレポートを書く課題があるそうで、その読書量が多くて困っていました。読書なら得意!!早速レポートを手伝ってみました。
素晴らしい本が教材になっているんですね。
あ~楽しかった。