書評

痩せない豚は幻想を捨てろ

痩せない豚は幻想を捨てろ

ラクして痩せたいのは当たり前。
好きなものを食べて嫌いな運動は避けて痩せられるものなら痩せたい。
・・・・・というか、太りたくない!
痩せるという思考を排除したい。太っていなければ痩せたいと思わなくてもいいんだからね。
毎日毎日太っただの、痩せたいだの、そんな脳みそグルグル🌀から卒業したい!
もう、究極状態に陥った人はこの本に救いを求めているはず!

痩せない豚は幻想を捨てろ/テキーラ村上

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA 
  • 発売日 ‏ : ‎ 2019/11/28

「痩せたいVS食べたい」の闘いで”瘦せたい”が勝利する確率は?
「痩せたいVS食べたい」の闘いでの勝利はおおむね「食べたい」だ。
この闘いに挑んでつい食べてしまって
”ああ、、、、、また食べてしまった、、、よし!明日から痩せるぞ!
って決意を新たにするものの
また翌日には「痩せたいVS食べたい」闘いに自分が挑む。

偉そうに言ってる私も今イカの珍味をぼりぼり食べながら書いている、まさに「食べたい」が勝利してしまっている。。。
イカ珍味最高!(/≧▽≦)/

この現象は決して意志が弱いからではなく、痩せる目的が明確ではないから。
モチベーションが維持できる人とできない人の違いは、目標が明確に定まっているか、イメージできているかの違いしかない。
目標は何ですか?痩せたら何をしたい?
痩せた自分を想像したらどんな気分になっている?
しっかりイメージしながら「痩せたいVS食べたい」の闘いに挑んでいますか?

痩せる目的が明確な人=「痩せたいVS食べたい」この二択そのものが頭にすら思い浮かばない
まずは、「痩せたいVS食べたい」思考を脳内から抹殺することから始めましょう。

簡単にラクして痩せられる方法なんてものは存在しない。
よくある広告やサプリであっという間に痩せた人続出だとしたら、すでにその製品は永遠にヒットしているだろうし、この世の中、口コミであっという間に広がり、みんなダイエット成功者になって、世の中からデブが消滅されているはずである。
現実をしっかりと見つめよう。

そして、ダイエットは人それぞれに合ったやり方というものがある。一つの意見に執着したり傾倒したりすると、失敗する。
まずは情報をキチンと自分の頭で得る。頭に汗をかいて自分なりのスタイルを確立することが重要なのです。

なので、この本は簡単に痩せられる魔法の本でもなく、読めばすぐに痩せられるものでもなく、きちんと知識を得て、自分の理想のために努力・行動する。
スパルタ本です

でも読み進めていけば思考に変化がでてくるはず。
痩せる目的が明確になる
「痩せたいVS食べたい」思考が消えるヾ( ̄▽ ̄) Bye~Bye~
mustで考えずwant思考になる
痩せるためには運動しないといけない(must)
痩せるために運動したい(want)(╹ڡ╹ )

ダイエットのご褒美は確実に変わりゆく自分のカラダ。
それが最大の見返りであり、それ以外に必要ない!
※今日沢山頑張ったから、ケーキ食べても良いよね~なんていう誘惑のご褒美なんて存在しない!!

さあ、自分の頬に往復びんたを食らわせて覚悟を決め、この本とともに幻想を捨ててダイエットに挑もう!

ちなみに私自身は、高校3年生で過去最高体重(154センチ、47キロ)を記録したのち、そこから出産を除いた現在までほとんど体重は変化しておらず(45キロ前後)過去最高記録は更新されず安定した体重をキープし続けています。

太ってしまうイメージは脳内には存在しておらず、きちんと自分なりの体重コントロール術を身につけているので、暴飲暴食しても、アルコールを飲みすぎても、最終的にはベストコンディションに復活させています。( ͡• ͜ʖ ͡• )

そういえば栄養士の資格持ってたな。。。
この本は栄養学の知識が詰まっているので、きちんと学びながらダイエットができる優れた本となっています。👈(゚ヮ゚👈)