書評

社会人として大切なことはすべてリッツ・カールトンで学んだ

社会人として大切なことはすべてリッツ・カールトンで学んだ

就職先が決まりました!正社員です!
嘘のような流れで正社員。

新規事業を立ち上げる飲み友達?が声をかけてくれました。
「今度新規で開業するんだけど、そこの○○部署でパートとして働いてくれないかな」
私:”勤務時間短いな、今の職場と掛け持ちで働けば生活費大丈夫かな”
数日後「その部署、既存の責任者が抜けちゃうから、責任者やってくれないかな。そうするともう少し勤務時間が長くなるんだけど」
私:”きた!良いですね~。でもまだ生活費は苦しいな。”
また数日後「社員枠が空いたから、社員でどうかな」
私:”ミラクルだ!!すごい!!やります”
こんな展開ってある?驚きです。

ってなことで、次の職場は表に出るサービス業。今まで経験したことがないので、勉強してみようとこの本をチョイス。

社会人として大切なことはすべてリッツ・カールトンで学んだ/清水健一郎

  • 出版社 : 彩図社 
  • 発売日 : 2013/5/16

リッツ・カールトンといえば、感動的なサービスと従業員の「NOを使わないサービス」凄いですよね。この本で社会人として大切な事が学べる予感。

セールス=サービス=相手を思いやる心
がなければ、言葉に心が宿らずお客様の心に伝わっていかない。
セールスの言葉に心を落としこむ。気持ちの入っていないサービスはお客様も気づく。

一生懸命のサービスは技術がなくても知識がなくても伝わる。小手先のサービスは、気持ちが入っているサービスを上回ることはできない。
1番大切なのは「気持ち」技術と知識はその次。

安心しました。今まで経験したことがない分野です。当然覚えることだらけ。技術も知識もない。それをどのくらいで身につけられるのか、見当もつきません。でも、愛をもって相手と接することはできます。

久しぶりに再会する家族と接する時、自然と相手を喜ばせるためのアイデアが思いつくもの。そのアイデアをお客様に応用する感覚なら、簡単に想像できます。

そして今回の職場は私以外はほとんど経験者。この本に先輩や上司たちの行いについても書いてありました。
ただ行動を真似るのではなく、なぜそうしたのかを考えることが大事。経験者の判断や行動にはそれなりの意味がある。

兎にも角にもまずは楽しむこと!楽しまなければ最高のサービスは出来ない。最高のサービスが出来ると最高に楽しい。
お客様と楽しさ、喜び、人生を共有出来た時、それは最高のサービスが出来た時。
そしてそんな最高の仕事が出来た時、サービス業に従事する者は、最高の楽しさと喜びを感じる。

私も早くその喜びを感じたいです。