書評

僕は何度でも、きみに初めての恋をする。

僕は何度でも、きみに初めての恋をする。

大好きな人は、実は記憶が一日しか持たないとしたらあなたはどうしますか?
大切な人の事を改めて深く深く考えるきっかけになるような本です。
恋愛中の方におススメです。

僕は何度でも、きみに初めての恋をする。/沖田円

  • 出版社 : スターツ出版文庫
  • 発売日 : 2007/9/30

たった一日の記憶の中にどれだけの思いを残せるだろう。
どれだけ言えば伝わるだろう。
この世界に、きみがいる。
たったそれだけのことが、泣きたいくらいに嬉しいってこと。
だから、さよならしたって大丈夫。
何度でもまた、出会えばいいだけ。

切ない気持ちになりますね。
毎日「初めまして」ですよ。自分は何度も会っているのに、相手は初対面。
私の記憶が1日しか持たなかったら
毎日をどう過ごすかな
まあ、あんまり人の話を聞いていないので、記憶もなにも頭に入ってこないのですが・・・(老化だな)
本当に最近は記憶力が低下しているので、ちょっと危機感。というか、記憶不要だと勝手に判断したものは、そもそも耳から先はシャットアウトしてくれています。
後から「言ったでしょ!!」はよくあることでして。。。
自分は良いとして、では、
大好きな人の記憶が1日しか持たかったら
毎日どう接するかな
多分必死になるだろうな。せめて今日一日は”あ~楽しかった!!”って思ってもらえるように、精いっぱい楽しい事尽くしをしようと考えるかな
で、また明日のために、楽しい事、笑顔になることを考えながら寝るかな

相手からの一言が嬉しくて、でも相手は覚えてなくて、、、そんなもどかしさに涙する日もあるんだろうな。「なんで覚えてないの??」って八つ当たりしたり。。。

現実は私も大好きな人も
毎日何かを
記憶している
 
記憶していく中で
何を記憶しよう?
どういう感情で
記憶しようか?
せっかく記憶するなら、プラスイメージの記憶がいいな。マイナスのエネルギー蓄積は結構しんどいし、負の感情って引きずられるから。
この本を読んで、記憶の大切さを学びました。相手の記憶に心地よく残るように。どんな行動、言葉を使えば「心地よい記憶」になるのか。深く深く考えさせられます。
 
毎日を大切に
何事も楽しく味わって
宝物になる記憶をドキドキドキドキドキドキ