独り言

長女の一言で子育て方針を「180度」変えました 反抗期の中学2年

同じこと言うんだね

反抗期娘との衝突があったおかげで、自分が疑いもしなかった教育方針を180度変えました。どちらが正しかったかはわかりませんが、私自身の固い頭を柔軟にするきっかけになりました。子どもの意見を尊重する、自分とは考えの異なる相手を受け入れる。子育てのしんどさは自分の成長にも繋がりました。

1998年に待望の第一子を出産。25歳で母親になりました。出産まで性別はお楽しみの病院。「女の子です」と言われた時は熱望していただけあって、ものすごく感動でした。夢が叶った瞬間でした。
初めての子育て。それはそれは様々な思いが乗っかります。「健康に育ってくれれば。。。」なんて思ってるのはほんの数年。義務教育が始まるとそれはそれは、「立派に」というキーワードばかり出てきて、かなり教育熱心な子育てにはまります。

「私が敷いたレールから落ちないように」必死に娘を教育(従わせてた、が正しい表現かも)していました。そのレールとは、

しっかりと勉強して
ちゃんと高校行って
大学に行って
きちんと就職する
そうすれば、幸せになれる

中学2年生、反抗期の真っただ中です。
勉強する意味が分からない、勉強してまで高校に行きたくない、ましてや高校に行ってまた勉強するのなんて嫌だ!!

「分からないから、視野を広げるために勉強するんだよ。なにかやりたいことが見つかったとき、勉強していなかったせいで、やりたいことをできないかもしれないから、今はオールマイティーに勉強しておく必要があるんだよ。苦手なこともきちんと勉強しておかないと」

と、私は高校に行くように促します。ほとんどの人が高校に進学していて、それ以外の手段はあり得ない。毎日のようにケンカです。言う事を聞いてくれない悔しさに、大泣きした日もたくさん。
勉強イヤVS勉強しろ

そして
「お母さんって、学校の先生と同じこと言うんだね」
と言われます。
そこでハッと気づきました。
「あ、学校の先生が言ってるなら、同じ人は2人いらないな」「じゃあ、私は先生が言わないことを言うようにしよう」

学校の先生が言わない事ってなんだ?私の役割ってなんだ?

勉強しなさい!!はいったん置いといて、私にしかできない娘へのメッセージを考えるようになったのです。

ちなみに、こんなに本が大好きなのですが、子育て本はほとんど読んでいません。たまごクラブとひよこクラブ止まり。なぜ、子育て本に答えを求めようとしなかったのか、本を頼ろうとしなかったのか、すごく不思議です。

つづく・・・