書評

13歳からの生き方哲学

13歳からのシンプルな生き方哲学

13歳の頃は何をやっていましたか?どんな考えを持っていましたか?中学生ですね。
私には高校1年の息子、短大1年の娘がいます。
私の子育てルールはちょっと変わっているかもしれません

私は愛情をかけない子育てをしています

忘れ物をしても届けない
朝は起こさない
洗濯物自分で畳ませる
靴自分で洗わせる
部屋の掃除もしない

きわめつけはお弁当お弁当
中1→全部作ってあげる
中2→お弁当詰めるのは子ども
中3以降→全部自分で作る
基本的な生活面は自分でやるアップ

はい、お母さん楽チン口笛

というわけで、13歳でも子ども扱いはしない、13歳でもしっかりと自分の考えをもって自分で決める軸を持ってもらいたい

13歳からのシンプルな生き方哲学/船井幸雄

  • 出版社 : マガジンハウス
  • 発売日 : 2012/9/14

船井幸雄さんは1933年生まれです。”古い考え”というイメージになりがちですが、人生の大先輩だからこその深い言葉が沢山詰まっていて、感銘を受けました。13歳ではなくても心に刺さります。

人にはそれぞれ、役割や使命がありますが、みんな違うので、生まれてくる環境や育つ環境、そして個性や、考え方は違って当然なのだろうと思います。
その違った考え方が融合して、お互いの良いところを吸収し、人類としてのよりよい考え方ができてくるのではないかと思うのです。

人は、環境と個性によって行動を決める生き物だといわれる。びっくりするほど自分と考え方が異なる人もいる。自分の中の固定観念をはずし、自分の可能性を広げるために知ることは、成長にもつながる。

よく聞くフレーズ
同じように育ててるのに、どうしてこうも違うのかしら?
これ、子どもの個性を台無しにしていますよね。個性を全く尊重していません。親は「平等に」育てようとしている。
でも実際には子どもの好みはそれぞれ
我が家もそうです。例えば朝食は、息子→パン派 娘→がっつりご飯派
好みが異なるので、「平等に」朝食を出すことはできません。なので我が家では、それぞれの好みに合わせた朝食になっています。「同じように」は通用しないのです。
船井幸雄さんの本を読むと、人にはそれぞれ役割や使命があって、みんな違うと書いてあります。
そうなれば、子どもの個性を尊重する子育てをするのが一番良いのではないか、と考えるようになりました。
だって、子どもには幸せになって欲しいから
子育ての仕方って色々ありますよね
どれもお母さんの愛情感じます
お母さんって偉大だなーと、母親になってみて実感しました合格

子どもに読んで欲しい本ではありますが、なかなか本人が興味ないと読まないものですよね。私にはとても役に立った1冊です。

娘よ、息子よ、私をお母さんにしてくれてありがとう照れ