書評

DEATHペディア

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人はどこまでいきていられるのか?
ここを超えたら死ぬ。
人間のデッドライン

怖いですね、、、なんでこの本をピックアップしたのか、、、
息子の「朝読書」本を見つけました。

DEATHペディア/監修 上野正彦・高木徹也

  • 出版社 : 宝島社 (2017/3/9)
  • 発売日 : 2017/3/9

人間は必ず死にます。
生まれた瞬間から死に向かっているのです。

自分は寿命が来たら、楽に苦しまずに死にたいと思います。
もし自分の死が訪れたら、どういう死に方が良いか?という話題はあったりしますが、誰かの死に関しては「縁起が悪い」「まだ若いのに」などど、真剣に取り合うことは少ない気がします。
家族(特に親)が亡くなったら、手続きが大変だろうな、ということは想像が出来るのに、では、実際にそうなったとき(亡くなったとき)どういう行動をとれば良いのか、話し合いはなかなかできていないものですよね。。。
死は身近なことなのに、なぜ僕らは死のことについてあまり知らないのだろう?

※この本のデータは、法医学的な研究ならびに統計・報告に基づいています。または、「健康な成人男性の場合に死の危険がある」と推定される数値を挙げています。絶対に試さないでください!!

人体はどこまでが限界なのか?

地面への転落は○メートルまでなら生きてられる
電流には○○アンペアまで耐えられる
胃の中には○○㎖までの食べ物を入れられる
出産時、○○gまでの未熟児でも無事に育つ
眠らないで生きていられる限界は連続○○時間

人はどこまで蘇生できるのか?

出血多量は出血量○○ℓまでなら蘇生可能
心停止後○○分までなら蘇生できる
○○ℊ接種したら死ぬ身近なもの

人はあの臓器無しで生きていけるのか?

胃がなくなったらどうする?
腎臓・肺は片方なくなっても生きてられる?
肝臓は○○%切り取って移植しても再生できる?

人の死について・あの噂、疑問はホントか?

殴られたときと転倒したときの脳の傷つき方は違う?
尻叩きだけでも死んでしまう?
風呂場の溺死は病死か事故死か?

死に関する情報が満載です。あらゆる角度から、Q&A形式、イラスト入りで分かりやすく説明されています。
知識があるのとないのとでは、救命救急の時の対処法も違ってきます

死は軽々しく扱ってはいけませんが、誰もがいつかは向き合うもの。
今はタブー視されるよりも、どのような終末を迎えるか考える人が増えてきている気がします。