私の兄はハライチの澤部に似ています(笑)
当時ハライチがテレビで出始めた時に「あれ!?兄がテレビに出てる!」って思ったくらい、そっくり。
娘も、澤部がテレビに出るたびに「あっ、○○ニイニ(兄の呼び名)だ!!」と言っていました。
なので、相方の方は印象が薄く、、、顔はかすかにわかるけど、名前はもっとかすかにしかわからないレベルでして(-_-;)
そんな岩井さんがあるテレビ番組に出ていた時に、面白い発言をしていたんです。(忘れましたが、、、)
そこで初めて岩井さんに興味を持ち(あれ、なぜ岩井と呼び捨てにしないんだろう、澤部には”さん”付けないのに)マアイイカ・・・本の存在も知っていたので、ちょっと読んでみようかという気になりました。
正直、BOOKOFF入ったら、目の前にボーンと置いてあったので、”ま、読んでみるか”という感覚でしたが、、、
僕の人生には事件が起きない/岩井勇気
- 出版社 : 新潮社 (2019/9/26)
- 発売日 : 2019/9/26
ハライチの澤部ではない方。(私もそういう扱いしていました)
まあまあに名前が知られているコンビの、陰に隠れがちな方。
ネタを書いていてラジオでは目立ちがちな、いかにも文章が書けそうな芸人。
相方の陰に隠れがちなお笑い芸人がどんなことを考えながら日々の生活を送っているのか。。。。
組み立て式の棚は家族をバラバラにしてしまう危険があるぞ。
マニュアル至上主義の店。
コーヒーマシーンに振り回される。
などなど。。。
書いてある内容は日常にある、とくにネタにもならないような、「あるある話」でも、それがなぜか面白い!
人は刺激を求めている。日常のルーティーンなんて楽しいわけがない。何か新しい出来事はないか、事件が起きてないか、衝撃なニュースがないか、探し求めている。
確かに、たまに自分の身にも降りかかるような”事件”というのはあるわけで、それがネタになる(=刺激になる)けれども、そんな中でも、日常のルーティーンはあるわけで。
だからこそ、普通に生活している日常を面白がることが出来たら良いのでは?
コロナで緊急事態宣言が発令されて日常までも制限されて、「刺激不足」になっているかもしれないけれども、「日常」にはどんな面白いことが隠れているのか、探すのもコロナ禍だからこそ出来る事なのではないかな。不要不急の外出を制限されている中でのお家時間に活躍できそうな1冊です。
最後に相方澤部さん(”さん”付けてみた)についても。コンビ愛ですね。