書評

嫉妬 林真理子

キラキラの裏側のどろどろがいっぱい
女性って面白いですね

勝手に嫉妬したり、どろどろしたり、、、

電車通勤15分は貴重な読書タイム
サクッと読める本が好きです
感情移入しながら読めるのも楽しい

ブラックなお腹の中を、楽しみながら見れる一冊でした

女友達へ抱く嫉妬

当然嫉妬の対象になります。彼氏が自分よりもカッコいい、旦那が自分の旦那よりも収入がある、自分よりも女友達の方が可愛いし、モテる。
常に自分と比べて生きている。時が経って再会する時にも。「昔は負けてたけど、今は勝ってる」って思ったりね。

職場の同僚

相手が女性なら当然職場でもバチバチになりますね。自分よりも仕事が出来る、自分よりも仕事ができないのに上司から気に入られている、自分が憧れている人とイイ感じになっている。仕事と嫉妬。もうループがすごい。

女優さん

私には無縁の肩書ですが、美しい笑顔の裏に隠されている本性は、嫉妬まみれなのか、自信の塊なのか、知りたいですよね。

不倫


これは本妻に対するものですよね。ちょっと怖い、どちらも怖い

夢を追う彼氏との恋愛

私がそばで一番支えてあげていたのに、なんで??

短編集になっています。嫉妬の種類もそれぞれ。そこだけでは完結せずに、嫉妬が派生していくのも面白い。”嫉妬”とは無縁の人はいないんじゃないかな。あちこちで嫉妬が繰り広げられている。

自分とは関係なければ楽しい”嫉妬”
共感出来る事もあるけど、
えー、ないわ
って部分もあったり

楽しくて面白い読書時間になります
表紙も興味をそそられますね

女シリーズ、色々読んでますが、、どれも感情移入しやすくて好きですね

このシリーズ、まだ続きそうです

それにしても。。。
嫉妬している時の顔、きっと怖いんだろうな。ブサイクなんだろうな。魅力ある”嫉妬顔”なんてないと思う。だから、嫉妬はしても良いけど、ほどほどに。